資格の凡次郎👺

自己研鑽として資格学習が好きな新卒1年目 銀行員

【公務員】予備校の受講スケジュールは無視するべき

おはようございます。資格の凡次郎です👺

今日も前回に続いて、「公務員試験」について記事にします。

 

 

qpontarou.hatenablog.com

 

 

 

 

 

「公務員試験勉強は予備校の授業通りの順番で勉強するのが最も効率がいい」

 

そう思っている方はいませんか?

 

実は、

自分で勉強科目の順序を決めた方が効率がいいこともあります。

 

なぜなら、予備校の授業の順番は、

重要度ではなく、コマ数に依存しているからです。

 

 

私は、大学に入る前から大学3年の12月までずっと公務員を志望し、実際に10か月にわたって予備校に通い、最終的には、地元の県で市役所の内定も得ています。

 

 

この記事では、

公務員を本気で目指した男が考えた勉強科目の順序について解説していきます。

 

 

この記事を読めば、

公務員試験を目指す上で自身が優先的に取り組むべき科目について理解できます。

 

 

この記事の結論は、

自分の得意科目・苦手科目を分類できれば、なにを優先的に勉強すべきかが明確になり、もっと効率よく勉強を進めることができます。

 

 

 

 

本文

 

なぜ予備校通りのスケジュールではダメ?

 

自分で何も考えずに、予備校のスケジュールに沿って勉強の優先順位をつけることがNGな理由は、

「スケジュールが予備校都合で作られているからです。

 

 

公務員試験で最も重要で勉強に時間をかけるべきと言われている科目は何でしょう?

 

答えは、「数的処理」です。

 

 

つまり、数的処理の学習は、他のどの科目よりも一番早く学習範囲の授業を終わらせてどんどん問題演習をして実力をつけていくことが求められるということです。

 

ですが、実情はどうなっているのでしょうか?

 

大手の予備校「TAC」を例に検証していきます。

 

2024年での合格を目指し、2023年の3月に入学した場合、以下の表のようになります。

 

3/9

オリエンテーション

3/15

数的処理①   (最初の授業)

6/9

憲法⑨     (最終回)

7/11

政治学⑦    (最終回)

8/26

ミクロ経済学⑫ (最終回)

9/15

世界史⑤    (最終回)

10/19

民法⑪     (最終回)

11/8

数的処理⑯   (最終回)

 

(参照)

https://www.tac-school.co.jp/file/tac/kouza_komuin/pdf2023s/oomiya_2-8.pdf

 

表には、

数的処理の最初回(3/15)から最終回(11/8)までの8か月の間に始まり、最終回を迎えた科目のみ記載しました。

 

その科目だけでも。5科目あります。

 

他にも、3/15~11/8までの間に始まったが、まだ最終回を迎えていない科目で言えばマクロ経済、日本史や行政学など枚挙にいとまがない。

 

この傾向は他の大手予備校でも同じです。

 

最重要科目と言われる「数的処理」の全体演習が遅い時期までできないという問題が発生します。

 

 

問題の具体的な解決策

 

自身の得意・不得意科目を選別し、苦手科目を優先的に早期から演習を行う。

 

暗記科目と思考科目

 

主に暗記科目の方が得意か、思考科目の方が得意かどうかで得意・不得意科目は選別できます。

 

 

・思考科目(数的処理やミクロマクロ経済学など)が得意で、暗記科目(民法憲法、文章理解など)が苦手な人

 

思考科目は、(数的処理、ミクロマクロ)は、予備校通りの学習ペースでOKだが、

暗記科目(憲法民法等)を、自宅で受けられる授業等を活用して、予備校よりも早いうちから演習を行い、出題パターンを暗記する。

 

 

思考科目(数的処理、ミクロマクロ経済学)が苦手で、暗記科目の方が比較的得意な人

 

他の暗記科目の受講を後回しにしてでも、理解が必要な科目(数的処理、ミクロマクロ)は、早めに受講し、演習を行う。

 

実際に私は後者のパターン(経済学や数的処理は苦手で、暗記科目は得意なタイプ)でした。

 

当時はコロナ禍もあったため、ほとんど校舎にはいかずに、自宅で数処、ミクロマクロを中心に動画受講を進めました。

 

その結果、数的処理は、大学の休講により毎日受講できたおかげで、4月中に受講が完了しました。(笑)

 

ミクロマクロも数的処理の演習をしながら進めて6月には全て動画を見終わって、演習に取り掛かっていました。

 

苦手科目は演習の時間がかかるし、何周しても覚えられない分野もありましたが、「これから1年弱の期間で克服していけばいい」と思うとかなり気持ちが楽になりました。 

 

苦手科目を先に終わらせたことで、あとは得意科目しか残っていないという状況を作り、試験に対して心理的な不安をかなり小さく出来たので、正解だと思いました。

 

 

まとめ

 

自分で学習スケジュールを考えた勉強法であれば、苦手科目を真っ先に潰すことで試験に対して余裕を持つことが出来ます。

 

私自身も、この勉強方法によって、得意科目だけを残すことで、合格のビジョンをより明確にすることが出来ました。

 

 

ポイントは、人によって優先すべき科目が異なる事です。自分がこれまで学校などで勉強してきた科目で何が苦手で、何が得意だったかを一度振り返ってみる必要があります。

 

 

この勉強方法の注意点は無理をしすぎないことです。

 

苦手科目を集中的に勉強することは、精神的に辛いです。そんな時は、好きな科目と同じ日に受講するなどをして、精神的な負担を少なくしてください。

 

勉強できなくなったら元も子もないので、モチベーションを保つことは、前提として勉強科目の優先順位を決めることよりも重要です。

 

 

この記事で、予備校のスケジュールを盲信するのではなく、一度勉強方法を見直すきっかけになると幸いです。

 

 

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