TOEIC文法「1問20秒」を可能にした勉強法
こんにちは!凡次郎です👺
今日もTOEIC(R編)について紹介します。
今日紹介するのは、昨日紹介した
「単語」と並んで最重要事項の「文法」です。
今回紹介する勉強方法のゴール
1問20秒で9割以上の正答率でTOEICのPart5を解けるようにする。
はじめに
凡次郎の英語スペック
・英語は大学入試勉強のみ(リスニングはセンター試験のみで当時は6割の30点)
・TOEICのスコアを大学在籍時に470→880まで伸ばした実績を持つ。
・留学経験は、2週間のカナダ留学のみ
私自身TOEICのスコアは1年以上600点台で伸び悩んだ経験を持ちますが、全ての勉強方法を見直したことで、大幅にスコアアップしました。
単語と文法が最重要事項であることは、昨日の記事でお話ししました。
そこで、今回は文法がTOEICのスコアを上げるうえで、なぜ重要なのかについて話していきます。
文法が出来ないと・・・
(L)では、
・Part2のような短文の意味が正確に取れない。
(R)では、
・TOEICで45問前後ある文法問題の点数が不安定になる。
・文法問題を素早く解けないため、長文に時間を割けない。
といった問題が生じます。
推奨教材
「TOEICL&Rテスト 文法でる1000問」
TOEICのスコアを上げることが目的であれば、TEX加藤氏の「でる1000」がオススメです。
この教材も前回紹介した「金フレ」と同じく、TOEIC試験で出る英文法に特化しているからです。
極端に言えば、重要と思われる英文法でもTOEICで出ないものは、もちろん排除されています。
TEX加藤氏は、2017年時点で90回のTOEIC受験経験があり、26回連続満点取得といった実績もある生粋のTOEICerです。
そんなTEX加藤氏が作る教材であり、1000問以上の文法問題で試験範囲を完全に網羅しているため、「でる1000」が最もTOEICのスコアを上げることに特化した教材と言えます。
「でる1000」には、
①7章(659問)に分かれたインプット用の「問題タイプ別の学習」
②7章分が本番の模試形式で30問×13セット(390問)を学習する「文法模試」
③全1049問の出題順序がバラバラの「千本ノック」
の3つに明確に分かれているのでこちらに沿って学習していきます。
「でる1000」を使った勉強方法
なぜ最終的に1問20秒が目標?
長文に残したい時間から逆算して考えた時に、part5は10分で解く必要があるからです。
長文にかける時間を54問で55分残したいと考えた時にpart5と6を20分以内で解く必要があります。
目標配分は、
・Part5が10分
・Part6が8分
です。
part5は、難しい文法もありますが、「でる1000」で会得できるコツを知っていれば瞬時に解ける問題も多いため、10分以内に解けると仮定します。
part6は、簡単に文法や語彙で解ける問題もあれば、文意をしっかり取っていないと解けない問題もあるため、回ごとに難易度にバラつきが出ます。1問30秒近くかけると考えると8~10分必要になります。
このスピードで解いてやっと長文問題に1問1分を残すことが出来るので、Part5の処理スピードが重要なことがわかると思います。
1.誤答にはチェックを付けながら、1問30秒で659問を解く。→誤答した問題を潰す。
2.1と同じ手法で1問25秒で「文法模試」を解く。→誤答した問題を潰す。
3.「千本ノック」を用い、1問20秒で1049問を解く。→誤答した問題を潰す。
1問を30秒にしている理由は、part5は、最終的に1問20秒で解いていく必要があり、時間に追われる感覚を身に付けるためです。
1.誤答にはチェックを付けながら、1問30秒で659問を解く。×?周(8割正解目標)
このプロセスは、
インプットとスピード感になれることが目的です。
100問を1セットなど自分で量を決めて、1問30秒で解いていきましょう。
2.1と同じ手法で文法模試を1問25秒で解く×?周(8割目標)
ここでは、
1のプロセスでインプットした内容を引き出すことが出来るか
をチェックします。
1のプロセスで8割以上正解できるようになっているので、かなりインプットは出来ているはずです。
そのため、ここでは問題を解くというアウトプットを行いながら、足りない知識を補っていくというインプットとアウトプットの中間のような位置づけで、8割取れるようになるまで学習していきます。
3.「1000本ノック」を用い、1問20秒で1049問を解く×?周(9割正解目標)
このプロセスでは、
本番と同じスピードで文法を得意分野にする。
これまで1049問を解いて8割以上解ける状態になっているので、かなり知識は定着しています。
そこで、1049問がランダムで出題されるこの「千本ノック」を行って更に精度とスピードを求めていきます。
このステップで、20秒以内に9割以上解けるようになっていれば、文法に関しては確実にTOEIC800点優に上回る実力を備えているはずです。
解き終わったら解説をしっかりと読み込み、次に問題を解くときには解答する選択肢を選んだ理由を説明できるようになっていれば完璧です。
文を音読することや「abceed」から「でる1000」の音声を無料でダウンロードしてシャドーイングを行うことも非常に効果的です。
まとめ
・TOEICの文法対策は「でる1000」一冊でOK
・1問20秒、勘ではなく、正解の理由を説明できる問題で9割正解を目指す。
・文法を得意にすることで長文に割く時間を増やせる。
リーディングの基礎の文法について紹介しました。
この1冊を極めることが出来れば、リーディングのスコアを高い水準で安定させることが出来ます。
大変励みになり、高頻度で記事を書くモチベーションになりますので、
役に立つと思ったら☆をお待ちしております!