宅建士試験 最適な勉強時期と勉強時間を考える
こんばんは!
資格の盆次郎👺です。
以前の記事で、宅建士試験では初学者の独学で200時間程度の勉強時間が必要と言いました。
今回は更に詳細におすすめの時期別の勉強法と勉強時間について
私の体験談からお話していきます。
はじめに
・推奨勉強法のおさらい(3ステップ)
①とりあえずテキストを1周読んでみる。
②テキストを1章読むごとに対応する基本問題集を解く×(3周)
③過去問題集12年分を解く
という順序で勉強します。
1.勉強時期
勉強は、試験日の3か月前から始めます。
試験日は、10月の第3日曜日と決められていますから、その3か月前の7月の中旬から勉強を始めることにして、時期ごとに具体例を体験談を交えて示していきます。
・7月中旬~7月中
①のステップを終わらせる 目標30時間
私は①のステップは、6月の下旬から8月中旬くらいまでダラダラと時間を掛けてやっていました。
その結果、問題集を解くころには、最初に読んだ民法の部分をほとんど忘れてしまいました。
しかし、2週間などの短期で1冊分とりあえず読んでみる方が圧倒的にオススメです。
下図の忘却曲線からもわかりますが、特に宅建士の学習内容は暗記物なので、学習サイクルを早く回した方が記憶が定着しやすいからです。
・8月~9月
②のステップを行う。 目標80時間
私は、②のステップに一番時間を掛けました。ここで、しっかりと基本の問題を抑えるようにして、実際の問題を解く土台を作っていきます。
1周目は、1章読むごとに対応する問題集の問題を解く。
2周目は、民法や宅建業法などの分野を1読し、対応する問題集を解く。
3周目以降は、間違った問題を潰していく。
といった流れで勉強していきました。自ずとわからない問題に触れる回数が多くなり、テキストやネットの解説で分からない部分を徐々に潰していきました。
・10月~試験日
③ステップを行う(目標80時間)
ひたすらに過去問題集を解いていきます。私が使っていた過去問題集には12年分問題がありました。
そのため、
1時間×12年分=12時間で問題を解き、
2時間×12年分=24時間を解説の読み込み
といった具合で勉強していました。
このステップでも、②のステップと同じようにわからない問題を可能な限り潰していきます。
最後に12年分問題を解き、合格点+5点程度が取れるようになっていれば知識が十分に定着していると言えるでしょう。
まとめ
今回は自分の体験談から、一部の改良を加えたオススメの「勉強時期」と「勉強時期」を紹介しました。
7月中旬から9月中の2か月強で110時間を目標にしていることに対して、10月の過去問を解くステップでは、80時間の勉強を目標にしています。
このことからわかる通り、勉強のステップを完成させることよりも、勉強時間を逓増させていくことが最重要です。
忘却曲線にもある通り、復習の頻度が高ければ高いほど暗記の効果が高くなります。
社会人だと時間を確保することは難しいと思いますが、試験日に向けて勉強時間を増やしていきましょう。
それでは、また!