TOEIC470点から880点に上げた勉強法(L編)
今日は、私がTOEIC470から880までスコアアップさせたノウハウのリスニング編として紹介していきたいと思います。
最終的にリスニングに関しては、スコアを200点近くから450点まで上昇させることが出来ました。
結論:
リスニングは喋ることが出来れば、それは聞くことが出来ている。
少し解説すると・・・
会話って全部そうだと思うんですが、相手の言ってることを復唱してみてって言われて
それが出来る時って相手が何を言っているのか理解できている時ですよね。
この理論を大事に勉強するようになってからLスコア400点の壁を突破することが出来たので、喋れる(復唱できる)レベルになることに重きを置いた学習方法を解説していきます。
の使い倒し方について解説していきます。
英語に関する能力について
・リスニング
大学に入るまで入試の勉強くらいでしか触れていなかった・・・
そもそも入試にリスニングがないため、ちょっとセンター試験の対策で勉強したくらいで、当時はセンター試験で6割の30点くらいしか取れませんでした。
また、今回紹介する
問題を解く→ディクテーション→シャドーイング
の勉強法を確立する前は、ただひたすらに聞きこむということをやっていましたが、それをやっていた時は、1年くらいずっとTOEICのLスコアは、350点くらいを推移していましたが、ディクテーションを取り入れて400点前後に、シャドーイングを取り入れて450点前後まで上げることが出来ました。
オススメ参考書
リスニング専門の使った参考書は、1冊と演習用で使った公式問題集のみです。
テキストとしては、この1冊で十分すぎると思っているクオリティです。
「世界一わかりやすいTOEICテストの授業(リスニング)」
「公式問題集」
この本をオススメする理由
①ディクテーションやシャドーイングを妥協せずに行うことが出来るちょうどいい量である。
②関先生の解説が非常に丁寧かつ出題パターンが体系的にまとめられており、TOEICリスニング試験に対する解き方のイメージが湧く。
①実際の試験の問題数が、
part1が6問、part2が25問、part3が39問、part4が30問の100問であるのに対して、
この参考書では、part1が15問、part2が37問、part3が63問、part4が54問あります。
正直に言って演習量としては圧倒的に足りませんが、その代わりテキストにある出題パターンの攻略方法は確実に抑えられる問題量になっています。
②TOEIC受験者の界隈では、関先生の参考書は出題パターンや解説がわかりやすいことで有名です。
その関先生の参考書の中でも解説が丁寧なのがこの参考書です。
他の参考書と比べて問題量が多くない分、問題の解説や解き方が詳細に書かれています。
つまり、この量をシャドーイングまで完璧にしてしまえば、あとは演習量のさじ加減でどこまでも伸びていけるというわけです。
勉強方法
1.まずは一周問題を解いてみる。
一周解いて自分がどのくらい正答率があり、どのレベルなのかを判断します。
また、解説もしっかりと読み込み、解法と解説をざっくり入れます。
この後のフローでより英文と密着することになるのでここではざっくりで大丈夫です。
これをすることでシャドーイング後に問題を解いたり、演習として公式問題集を解く際に自分がどれだけレベルアップ出来たかを確認できます。
2.ディクテーションをして1文ずつ全ての音源を文字起こしをしていく。
TOEICリスニングで400点行かない方は必ずやるべきです。
反対に400点取れている人は大筋の英文の意味を取れているので、この段階は飛ばして次のシャドーイングに移っていいです。
この段階を挟む理由は、何を言っているのかを理解できるか目に見える形でチェックするためです。
全ての耳から聞こえてくる音を文字に起こすので、大変で正直ストレスはかかります。
相当な分量になるので、パソコンのワードとかを使うことをオススメします。
でも、その分効果は保証します。聞き取れない部分があれば何回も音源を聞きます。
やってみればわかると思いますが、ただひたすらに聞いて参考書を読むだけの勉強法
よりもはるかに効果があります。
また、強いストレスがかかる証拠に勉強しても時間があまり進まないです。
しんどいことをしている時は時間が遅く流れる感覚があるのと全く同じです・・・(笑)
このプロセスを挟むことによって、ひたすらに英文を聞く中で何回やっても聞き取れない部分が出てくると思います。その部分をこの段階で潰すことでシャドーイングに生きます。
何回やっても聞き取れないところは、答えを見ても大丈夫です。そしてWordを使うのであれば、こんな具合に赤字で訂正し、すぐに復習できるようにします。
このプロセスを3回ほど繰り返すことで聞き取ることが出来る英語の範囲が広がり、弱声に強くなります。
弱形とは・・・
実際の発音で弱く発音されることです。
「of」が実際の英文ではオブと読まれずに、アブとかァとしか発音されないとかが例です。
これをマスターしなければ英文は聞けるようになりませんから、ここで聞けるところと聞けないところを明確にすることが重要です。
3.シャドーイングをひたすら繰り返す
喋れる(復唱できる)状態になるための最終プロセスです。
僕が最も英語学習でストレスを感じた学習法かつ最も効果のあった勉強法です。
聞こえた英文の影縫いを行います。ただひたすらに。
具体的な方法としては
①まずは、通しで聞いてみる
②通しでシャドーイングしてみる
③1文ずつ行う
④それでも聞けないところを部分部分でリピートして聞くという流れです。
⑤最後に通しで2回つっかえずに復唱できれば成功です。
プロセスで書くと簡単そうですが、実際はかなり大変です。
おそらく300点前後の方は、自分がこんなに聞けていないのかと絶望すると思います。
少なくとも、私はそうでした・・・(笑)
でも、食らいついて、聞いて喋ってを繰り返してみてください。
きっと違う景色が見えるようになりますよ。
4.公式問題集によって演習を行う
さあ、あとは演習を行うのみです。
TOEIC公式問題集を使う理由は、声優?が本番の人と同じだからです。
演習だけでも十分効果が得られますが、公式問題集の音源を1.2.3のプロセスを行えば間違いなく爆発的にスコアアップが狙えるでしょう。
まとめ
TOEICリスニングは、聞くではなく、喋る(復唱)が出来るようになれば450点まで成長できる。
1年以上伸び悩んだスコアをアップすることを可能にしたディクテーションとシャドーイングは本当に効果的です。
私ももっとTOEICのスコアと英語力を伸ばしたいので、仕事が落ち着いてきたらまた勉強を始めたいと思っています。その時は、一緒に頑張りましょう💪
それでは、また!