宅建士試験で最低限 必要な勉強時間とコスパのいい教材
こんにちは。凡次郎です。
今日は土曜日で仕事がないので、午前中に投稿できそうです!休みはやっぱりプライスレスだと身に染みて感じる1年目です。
さて、今日も宅建試験の体験談を共有していきます。今日のコンテンツはこのようになっています。今日も張り切って参ります!!
⓪自己紹介
・スペック
都内の有名私立大学(MARCHレベル)に一浪で入学。現在様々な業界と関わる業界で働く社会人1年目の男。
地頭はもともと悪く(特に文系科目以外)、両親と3人の兄弟はいずれも勉強嫌いで高卒で働く道を選びました。一番年が近い兄が力仕事の仕事で疲弊していく姿を見て、自分にはその道では身体がもたないと感じ、高校2年生から本格的に勉強に励み、一浪してやっとの思いで入学。
大学在学中には、自由な時間を勉強に費やすことが多く、「英検準一級」、「TOEIC880点」、「宅地建物取引士」、「簿記2級」を取得した経歴を持つ。
・宅建を受けた理由
自身の内定先が金融機関であり、不動産業界の人や不動産担保取引などで不動産の知識が必要になる場面が多いと感じたため。
また、現在挑戦中の「中小企業診断士」の足掛かりとして国家資格を受けてみたかった🖊📒
①宅建で必要と言われている勉強時間は?
300時間と言われるが、200時間以下で十分
300時間という時間はどのように感じるでしょうか?
「私は意外と長いな」と思いました。300時間をどのように勉強するかを考えた時に1日2時間でだと150日(5か月)、1日3時間でも100日(3か月以上)かかることを考えると、社会人にとっては結構難しいかもしれません。
特に初学者かつ独学で勉強するのであれば、500時間かかってしまうこともあるそうです。
それぞれ、権利関係、宅建業法、法律上の制限、税その他の配分を考えてみると
権利関係が100時間
宅建業法が80時間
法令上の制限が80時間
税その他が40時間
それぞれ勉強時間をこのように配分した理由を解説していきます。
そのまえに宅建士の試験について少しおさらいしておく必要があります。
宅建士試験は50問の選択式の問題です。
その内訳は、権利関係が14問(25%)、宅建業法が20問(40%)、法律上の制限8問(15%)、税その他・免除科目が8問(15%)の50問です。
普通であれば、出題割合順に勉強時間を割り振るべきではありますが、権利関係は宅建業法よりも難易度がかなり高いです。
これらを踏まえると初学者は
権利関係(25%)に対して100時間、宅建業法(40%)に対して80時間、法令上の制限(15%)に対して80時間、税その他、免除科目(15%)に対して40時間を配分するべきです。
ただし、これは300時間を想定した配分で、実際は200時間の学習で済むと考えています。どうやったら200時間以下の勉強時間で済むのかは前回の記事をご参照ください。
そうすれば、
権利関係 100→67時間
宅建業法 80→56時間
法令上の制限 80→56時間
税その他・免除科目 40→28時間
前回記事の多く見積もっても、200時間未満の勉強時間で済ませることが出来ます。
200時間以下の学習を可能にする教材は?
基本的には
・テキスト
・問題集
・過去問題集
があれば大丈夫です。
ただし、注意しなければならないことが2つあります。
①テキストと問題集が対応しているか
②テキストと問題集が受験年に対応しているか
の2つです。
①の理由は、テキストの読み込みを行った後に問題を解くことが学習効率を加速させるからです。
②の理由は、特に民法で出題範囲や民法自体が1年で変わることがあるからです。
何年か前の参考書を使って問われない知識や間違った知識を覚えてしまうことはもったいないですよね。
これらを勘案すると、オススメできるシリーズは3つに絞れます。
1つめ
「らくらく宅建塾」 シリーズ
2つめ
「宅建士合格のトリセツ」シリーズ
3つめ
「わかって合格る」シリーズ
こちらで紹介したすべてのシリーズは、テキストと基本問題集を一緒に出版しています。過去問題集は何でも構わないので、テキストと基本問題集の選び方をもう少し入念に考えていきましょう。
1.らくらく宅建シリーズ
イラストや語呂と重要事項の説明にメリハリあり!1993年から続くロングセラー
一言で説明するとしたらこんなところでしょうか。全く勉強したことがない初学者にもわかりやすくイラストや語呂が使われています。宅建試験では、特に法令上の制限で機械的に覚えなければいけない箇所が多いので、覚えやすい語呂があるのは非常に重宝すると思います。
2.「宅建士のトリセツ」シリーズ
内容に抑揚が取られている新参者
こちらはLEC社出版です。2018年に初めて出された比較的新しいフルカラーのシリーズになります。
この本の特徴は新しいだけあって、既にヒットしているテキスト達のいいとこどりがされている点です。私もこの参考書を使って学習しましたが、理解しづらい民法ではキャラクターを使ったコミカルなやり取りで印象付けをし、機械的に覚える箇所の多い法令上の制限では語呂を用意してあり、本の作りに抑揚があり非常に学習しやすい印象がありました。よく比較される「みんなが欲しかった」よりも説明が簡略化されていないため、わかりやすかったです。
3.「わかって合格るシリーズ」
赤シート対応のザ・正統派
このTAC出版のシリーズは、テキストから過去問題集まで完全に対応しており、ザ・正統派の参考書のイメージが強いです。私はこの過去問をしようしましたが、解説にかなりボリュームがありわかりやすい印象でした。また、赤シートに対応しているのも非常にいいなと思いました。
ただテキストを読むだけじゃ頭に入らないよ~という方にはオススメできるシリーズです。
まとめ
宅建の必要勉強時間は200時間以下。
選ぶ参考書はテキスト、基本問題集、過去問題集の3冊。(テキストと基本問題集は受験年用の対応したものを購入する!)
これらのポイントだけ意識していただけたら、失敗する可能性はかなり低いのではないかと思います。これを読んでくれて参考になる方がいれば報われます!
今日もありがとうございました✨
それではまた明日!